本間工務店では介護住宅に真剣に取り組んでいます
本間工務店で改築させていただいた介護住宅についてご紹介させて頂きます。
お客様が施工に至った理由
住宅現場で作業中、2階部分から転落し、救急車で病院に運ばれました。その診断結果、第四頚堆損傷のため、このままでは、肩下不随状態であり、手術をすれば、身の廻りの事を出来る可能性が50%あると言われました。
手術をするかどうか相談して下さいと言われ、手術をしましたが、半年後整形外科で手足のリハビリを始め電動車椅子を手で動かす訓練を続けましたが、思うように車を動かす事が出来ず、口とあごで操作をして動かす車いすで練習したところ、自由に移動する事ができる様になりました。
入院8、9ヶ月頃退院の要請があり、自宅介護の住宅改装を先生から勧められたので、本人と奥様から私が相談を受けました。
当社からのご提案
弊社は、現在の家が築30年くらい経ち、なお且つ狭い為、大金をかけて部分改装しても障害者を介護する人が使いづらく住みにくいと考えました。
5、6年前から換気・冷暖房システムの健康住宅作りに取り組んでいますので、障害者と介護者家族に最も住みやすく使いやすい住宅を提案し、明るく楽しい生活が出来る様、間取りや仕上げを考え、建築致しました。
本間工務店では素材にこだわり、家中の換気、冷暖房ができて、保温性能の高い快適で体に優しい住まい作りを心がけてまいりました。
高齢者・障害者・介護者・家族に最も優しい健康住宅を提案・計画して作りました。
玄関外側 |
玄関内側 |
屋根付きで、大型ワゴン・ハイルーフ車が入れます。
あごと口でベッドの上げ下げができ、マットも左右・ |
テレビ・電灯・電話の操作もできます。 |
介護するにあたり、一番大事な道具です。 |
電動介護リフトでベッドから吊り上げ移動します。 |
手動スイッチで介護者が動かすことができ、逆に自動スイッチに切り替えて本人があごと口で操作をして動かすこともできます。
浴槽もキャスター付きで自由に移動ができます。
浴室内の洗髪台です。 |
洗髪とエレベーター用の車椅子です。 |
奥様が「床の間付の客間が欲しい」と希望されましたので、普通は柱を立てる部分ですが狭くなるため、柱を立てずに広く動けるようにしました。
2階まで車椅子で行けるエレベーターを設けました。
外観がのっぺりした建物にならないようにアクセントをつけてみました。